認知症と物忘れ
最近、物忘れがひどくなってきた。これって認知症なのか?
認知症と物忘れとどのように違うのか?
その質問をすると、なかなか認知症と物忘れの違いについて
うまく説明できない人が多い。
以前、私の知人に「認知症ってどのような状態の事をさすの?」って
質問をしたら「物忘れがひどくなった状態」と言う返事が返ってきた。
認知症は、物忘れの延長線上と思っている人がかなりいる。
物忘れと認知症似ているようで、結構
違う所がある。
どこが違うのか?
<例>
Aさんは、今日の朝食にハムエッグを食べました。
「物忘れとは?」
朝食の時間に食べていた事の1部分の出来事を忘れてしまう。
B:「朝食で何を食べたの?」
A:「何だっけ?」
B:「いつも朝食に玉子料理が出るってA君が僕に話していたけど?」
A:「あ~そ~言えば、ハムエッグだった」
「認知症の場合」
朝食をとったそのものの経験又は体験を忘れてしまう。
B:「朝食で何を食べたの?」
A:「?B君、僕は、まだ朝食はとっていないよ」
「今から食べるよ。早く食べたいね!」
B:「A君、何を言っているんだい?朝食はもう過ぎて、これから昼食の時間だよ」
A:「あ・そっか!!」「?朝ごはんは食べたっけ??」「忘れちゃった」
物忘れの場合は、1つヒントを与えると、その時の状況が
思い出します。
その話は、今度のブログにて