介護予防Life

訪問ありがとうございます。いくつになっても元気でいたい人のための40代から始める介護予防について記事を書いています。

介護保険の使い方3   ケアマネージャー

市役所に介護保険の申請をして、介護保険証が自宅に届くまで約3か月かかる。

基本的には

ケアマネージャーについて


介護保険証がないと、介護サービスは受ける事ができない。

いざ介護が必要で、すぐにも施設に家族を入れたいとなるとすぐには、介護保険証ができないので、予め地域包括支援センター又は市役所に相談をして介護保険証を作っておくのも良い。現在では、介護ではなく介護予防として施設利用ができます。

 

介護保険証が家に送られてきたら、次にケアマネージャーを決めなくてはならない。

ケマネージャーってどんな人かと言うと、サービスの紹介や福祉用具の紹介、介護保険

の使用の手続き等をしてくれます。

 

(例)

妻が最近、お風呂で転んで骨折したんだ。もともと骨粗しょう症で骨が弱かったけど。歩けず寝たきりになるのは大変なので、すぐさま入院して足の骨を支えるため脚にパイプを入れる手術をした。その後、リハビリ病院に転院して足の訓練をして最初は車いすだったけど、なんとか杖を使用して歩けるようになった。ただ、リハビリ病院の医師が言うには病院は3か月までしか患者は置いておけない。3か月で退院だけど退院してからも当分、歩く訓練(リハビリ)は必要。病院と家は環境が違うからね!普通の家は段差が多いのでつまずいて、また転倒して骨折する場合がある。常にリハビリが必要。家では布団で寝ているようだけど足の負担が大きいので、ベッドに変更してね。玄関は、段差が大きいので捕まる場所(手すり)があるといいね。

 

ここで必要なものは、妻が使用するベッドと玄関で転倒しないような手すり、

リハビリができるような施設。

 

そこで問題なのが、ベッドや手すりは、どのような物がいいのか?どこに設置したらいいのか?脚のリハビリってどこに行ってリハビリしたらいいのか?疑問に思う。

 

ケアマネージャーは、妻の足の動きや病院の医師の話を聞いて、適切なベッドや手すり

を調達し、妻にあったリハビリ施設を探してくれる人。常にケアマネージャーは、介護についての相談にのり適切なプランをたててくれる介護アドバイザーである。

ケアマネージャーは、介護福祉士の資格を持ち、介護についての5年以上のキャリアがあり、介護支援専門員の研修を受けた人である。

 

ケアマネージャーは、どこで見つければいいのか?

市役所に行けば、ケアマネージャーの一覧表が置いてありケアマネージャーを

紹介してくれるよ。

 

 

 

 

 

介護保険の使い方 2 介護度の区分について

介護度って何?


前回の内容では、

介護保険サービスを使用するため、市役所に申請書を提出し、行きつけの病院の医師に

意見書を書いてもらい、市役所の訪問調査が終わり介護保険の審査が終わる。

その後は、市役所から介護保険証が送られてくる。そこから、どうするか?

 

介護サービスを使用するには、介護度が重要になってくる。

介護保険証を見ると介護度が記入されている。介護度により、使用できる介護保険の金額や使用できる介護サービスの内容が変わってくる。

では、その介護度とは何って思う人がいると思う。

介護度とは、個人の介護の様子を数字で表している物で、要支援1、要支援2

要介護1、要介護2、要介護3、要介護4、要介護5と7段階に分かれてる。

 

介護度は、介護認定審査会で決定されるみたいですが、内容的には

こんな感じ!

 

要支援1・・・食事・入浴・衣類の着脱・排泄・移動など基本的な日常生活動作

   のほとんどはご自身でできますが、介護予防のために何らかの支援が必要

   な状態

       

要支援2・・・身だしなみや掃除などの身の回りの動作能力が低下しているため

    何らかの支援が必要ですが、状態の維持や可能性が高い状態。

 

要介護1・・・日常生活をほぼ1人で送る事ができる。部分的な介護は必要な状態。

 

要介護2・・・・要介護1の状態に加え、歩行や食事などの日常生活動作についても

      部分的に介護が必要な状態。

 

要介護3・・日常生活では、ほぼ全面的な介護が必要になる状態。

      認知症では、問題行動が起こる。

 

要介護4・・・要介護3の状態に加え、さらに動作能力が低下し、介護なしには

      日常生活を送る事が困難となる状態。

 

要介護5・・・要介護4の状態よりさらに動作能力が低下していて、介護なしには

      日常生活を送る事ができない状態。

介護保険の使い方 1


介護保険について知らない人が結構いて、「介護保険ってどのように使われているの?」とよく質問される。

勿論、介護保険なので介護にならないと使用できない保険です。

 

基本的には、65才以上にならないと介護保険の認定は受けれないので65才以上にならないと介護保険は使用できませんが、40~64才の特定疾病介護保険の認定を受理された

場合のみ40~64才でも介護保険が使用できます。

 

まず、家族が介護が必要で介護サービスを受けたい場合、

 

1、市役所に介護保険の申請書を出します。

 申請書の用紙は、市役所でもらえます。(もらえる場所は、市役所健康長寿推進課?地域によって課の呼び方が若干違います。場所によっては介護福祉課?)

 

2、病院で診察を受け医師に「介護意見書」と言う書類に記入してもらい市役所に

その書類を送ってもらいます。

介護意見書と言う書類は医師が診察をした結果、本人が本当に介護が必要なのかどうか書かれた書類です。

意見書は、市役所に介護保険の申請書を提出した後、市役所の方から医師宛に意見書が郵送されます。

 

3、訪問調査

 市役所の職員が自宅に来て介護が必要なのかどうか調査にきます。

 

4、訪問調査と医師の意見書をもとに第一審査が行われます。

第一審査は、パソコンで処理されるそうです。

 

5、第2審査は、介護認定審査会が審査します。

介護認定審査会は、市が選任する保健、医療、福祉の学職経験者5人

程度から構成され、介護の必要性について、総合的に審査します。

 

結果が出るまで3か月くらいかかります。

 

6、介護についての審査が終わり介護保険証が自宅に届きます。

そこで介護度がわかります。

 

介護度は、要支援1、要支援2、介護1~介護5まであります。

 

 

介護度によって、受ける事ができる介護サービスの種類や、使用できる介護保険

の金額が変わってきます。

 

介護サービスを使用したい方は、まず最初に行う事は市役所に介護保険の申請をしてからです。

 

 

 

 

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認知症と物忘れ

最近、物忘れがひどくなってきた。これって認知症なのか?

認知症と物忘れとどのように違うのか?

その質問をすると、なかなか認知症と物忘れの違いについて

うまく説明できない人が多い。

以前、私の知人に「認知症ってどのような状態の事をさすの?」って

質問をしたら「物忘れがひどくなった状態」と言う返事が返ってきた。

認知症は、物忘れの延長線上と思っている人がかなりいる。

物忘れと認知症似ているようで、結構

忘れてしまった


違う所がある。

 

どこが違うのか?

 

<例>

Aさんは、今日の朝食にハムエッグを食べました。

 

「物忘れとは?」

朝食の時間に食べていた事の1部分の出来事を忘れてしまう。

 

B:「朝食で何を食べたの?」

A:「何だっけ?」

B:「いつも朝食に玉子料理が出るってA君が僕に話していたけど?」

A:「あ~そ~言えば、ハムエッグだった」

 

認知症の場合」

朝食をとったそのものの経験又は体験を忘れてしまう。

B:「朝食で何を食べたの?」

A:「?B君、僕は、まだ朝食はとっていないよ」

  「今から食べるよ。早く食べたいね!」

B:「A君、何を言っているんだい?朝食はもう過ぎて、これから昼食の時間だよ」

A:「あ・そっか!!」「?朝ごはんは食べたっけ??」「忘れちゃった」

 

物忘れの場合は、1つヒントを与えると、その時の状況が

思い出します。

 

認知症にも、認知症の種類や段階によって症状が違ってきます。

その話は、今度のブログにて

 

 

 

 

 

認知症の家族を自宅で看る時

元気に散歩


認知症って昔より研究が進んで、施設ではいろんな対応がされているが、

一般的には、あまり知られていない事が多い。今後、身内が認知症になった時に

どのように対応したらいいのか?予め知って対策を考えておく事もいいのかもしれない。

 

認知症の家族を看る時の注意」

認知症の家族を家で看るときに注意する事は、傍での介助をする事で

介助者が精神的による疲労が多く、うつになってしまう事がある。

そういった中でレスパイトケアと言って、訪問介護や施設を使って

家族を一時的に預けて介助者がリフレッシュする時間を設ける方法がある。

趣味や自分の好きな事、買い物を行う事でリフレッシュすると言う事である。

 

認知症の種類」

認知症と聞くとアルツハイマー?って思うかもしれないが、認知症の種類は

沢山あり、アルツハイマー認知症認知症の種類の中の1つである。

 

認知症の種類は、沢山あるがその中で発症率が多い三大認知症と言われている

認知症がある。

 

1、アルツハイマー認知症

2、血管性認知症

3、レビー小体型認知症

 

認知症は種類により症状出方や飲む薬、対応が違ってくる。

 

認知症の家族を看ていて良く介助者が困惑する事。

 

1、体験や経験の記憶がなくなるため、何度も同じ事を聞く

2、場所がわからない。

 住んでいる場所が自分の家だと認識できず、どこかへ帰ろうとする。

 「どこに帰るの??」

3、人がわからない。

 常に一緒にいた妻と言う認識がなくなり、お手伝いさん?と聞く

 娘、息子が兄弟なのか?と聞く。

 

4、精神てき不安定になる

 いきなりわけもなく怒り出したりする。

 

5、昼夜逆転になりやすい。

 時間的感覚がなくなると、平気で夜中の2時、3時に寝ている家族を

 起こし一緒に活動しようとする。

 

6、錯覚

 亡くなっているはずの身内がさっきまで近くにいたと錯覚して、

 探しに行こうとする。

 

7、幻視

 小さな子供が、家に5人いた。

 「どこに?超能力?幽霊が見えるの?」と一緒にいる人は思ってしまうほどである。

 

 

少子高齢化が進み、さらに各家族が多い。子供が結婚して別居。

夫又は妻が介護をするとなるとお互い、80才又は90才の時である。

お互い老人が老人を看るという状況(老々介護)で体力的、精神的にもかなりきつい。

そういった中で、地域や家族全体で介護について考える機会が多くなると

良いかもしれない。

 

 

 

 

家族が介護になった時にどうやって面倒をみたらいい?

家族と介護について


親が又は夫、妻や兄弟が介護になった時、どうやって面倒をみたらいいの?

介護職で働きながら、よく知り合いからこの質問を受ける。

家庭事情にあわせていろいろな方法が選択できる。

1、家族が手分けして家でお世話をする方法

 

2、訪問介護又は訪問看護

   看護師や介護師が来て一定の時間、看てもらう方法

 

3、デイサービスに通う

   施設に通ってリハビリや入浴をする

 

4、介護施設への入る

 

家族をどうやって介護するのか、結構悩む人が多い。

なぜなら施設に預けると費用は結構かかる。さらに、介護される本人のプライド

があり施設に入る事について凄く嫌がる場合が多い。

家で家族を介護するとなると,場合によっては、つきっきりのお世話になるので、

外出が難しくなる。買い物や仕事に行くのもできなくなる事もたたある。

訪問看護や介護も、家に知らない人来るので嫌がる人もいる。

 

介護をする方法は色々あるけど、介護される本人と家族との両方が満足して行える

サービスってなかなか難しく、家族同士、もめる事もたたある。

介護は周囲の家族にとってストレスになる事も多いので、あらかじめ

家族が介護になる前にどの方法がいいか検討しておくのも良いと思う。

 

 

介護の相談ってどこに行ってするの?

私が介護の職業に就きたいと思ったのは、「身内が障害にあった時又は介護になった時」にまず、どうしたらいいのかわからなかったので、そこを知りたいと思ったからである。

介護費用ってどれくらいかかるのか?身内をどう支えていいのか?

大事な家族を大切に守る事ができるのか?

全くもって知識がなく未知の世界だった。不安ばかり募って夫に相談した。

「介護について知りたいけど、まずどこに行って聞けばいいのかわからないので、

直接、介護施設で働いて介護について勉強しようと思うけどいい?」

夫は、とてもびっくりしたけど、すぐに承諾してくれた。

あれから働きだして4年が経過。

介護は、介護ならではの仕組みがあると知った。

いずれ身内が介護になると考えた時に一番、知りたい質問って

「介護についての相談ってどこに行ってするの?」だと思う。

 

答えは、介護相談は、その時の身内の状態によって相談する場所が違う。

 

1、身内がすでに介護だとわかっている時に施設にいれたい相談は、

市役所(介護福祉課)にする。

地域によって、相談する課が多少違うかもしれない。

 

 

2、今現在は介護施設に入っていないけど、身内が認知症。又は介護かもしれない。

自宅で親をみたいけど、親に対してどのように接したらいいのかわからない。

接し方をしりたい相談は、近くの地域包括支援センター

 

直接、介護施設に相談に来る人もいて相談委員が対応する事もあるけど、

施設にいる相談委員は、一般会社でいう営業みたいな仕事なので、基本

当施設に入るかどうかの相談しか行っていない。

 

既に介護サービスを受けている人は、ケアマネージャに聞くといいね!!

 

3、介護には、なってはいないけど介護予防について知りたい相談は

近くの地域包括支援センターに相談するといいよ。

 

私は最初、地域包括支援センターと言う所があると知らなかったので、

何も考えずに市役所に相談たら、「まず最初にどこに相談したらいいのか?」

と言う事を職員が丁寧に教えてくれました。なので、何も考えずに市役所に

まず相談する事もいいかもしれません。

 

つたない文章で読みにくいと思うが、少しでも介護について悩んでいる人の

助けになったらな~と思って書きました。

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介護相談はどこ?