知っていて、やっていて良かった!!介護予防
<身体が衰えていく段階について>
「人間の身体は、年をとると衰える。」と一般的に言われますが、どのように身体が
衰えていくのか知っていますか?
もし、身体の衰えていく段階がわかれば、自分が年をとった時に、自分が今、
どの段階にいるのか理解ができ、自分なりの予防対策ができると思います。
と言う事で、今日は身体の衰えていく段階について記事を書こうと思います。
*身体の衰えていく段階を分かりやすくするため4つの段階に分けました。
★第1段階の変化
人とのつながりの低下や1人での食事などの社会性の低下がみられます。
「人とつながる事がおっくうになったりします。」
★第2段階の変化
活舌の低下や食べこぼし、わずかなむせがみられます。
噛めない食事が増えるなど、口やあごの筋肉が衰えていきます。
第3段階の変化
口やあごの筋肉の衰えにより、食べる意欲が以前より減り
その結果栄養不足(低栄養)になる。
低栄養により身体が動くなり、身体機能が低下につながる。
生活機能の低下
第4段階の変化
要介護に至る
<まとめ>
人とのつながりになるべく参加する、口やあごを鍛えるだけでも介護予防につながります。
★人とのつながりは、社会の参加とは限らず、身近な家族とのつながり、友達とのつながりもあてはまります。
★口やあごを鍛えるには、簡単にできるもので咀嚼があります。
ご飯をよく噛んで食べるだけでも予防につながります。
T
いくつになっても元気でいたい!!40歳から始める介護予防
一般的に介護施設に利用し始める年齢って、個人差もあるけど、
だいたい75歳以上からと言われている。
介護になる主な原因は、認知症、脳血管疾患(脳卒中、脳梗塞等)
高齢で衰弱する事による骨折、転倒、関節疾患。
その中でも、脳血管疾患の脳卒中について、
インターネットによる平成11年の調査では、
性別、年齢別に分けてみた時、一番脳卒中の
患者が多かった年齢は、男性で60歳、女性では60~70歳だった。
脳血管疾患の予防対策は、日々の生活習慣(食事、睡眠、運動)の見直しで、
高齢で衰弱する事による骨折、転倒、関節疾患の予防対策は、
運動習慣での見直しが良いとされている、
と言う事で、介護予防は、なるべく健康で若い40歳のうちから、
日々の生活習慣の中で、自分のできる範囲で取り組めたらよい。
認知症ってどんな症状があるの?
認知症の症状には、記憶障害、失語、失行、失認、実行機能障害がある。
・記憶障害は、認知症で最もよく知られている症状で、同じ事を繰り返し口にしたり、何度も同じ事を他人に尋ねたりする。また、1~2時間ほど前に体験した事をすっかり忘れて、そんな事した覚えがない」と言うような状況もみられる。
・失語は、日常にありふれた名前や事柄が言葉としてでてこなくなったり、意味のある会話ができなくなる。
・失行は、手足に機能障害がないのに服が上手に着れなかったりする。
・失認は、視覚に問題がないのに目に映るものが、何であるのか理解ができなくなる
・実行機能障害は、周囲の状況を見ながら、自分で考え、行動する事ができなくなる。
手軽にできる脳トレにチャレンジ!! (認知症予防)
駅やバス停の名前を逆さに読んでみましょう。
駅やバス停の名前が書かれた表示を見ながら、まず小さく声に出して
逆さに読んでみます。その後、表示を見ないようにしてもう一度思い出し、
今度は心の中で逆さ読みしてみます。
慣れてきたら通勤や買い物の途中で目に入った看板などでも、
逆さ読みに挑戦してみましょう、
浜松(はままつ)→ つままは
静岡(しずおか)→ かおずし